4/30/2015

2015年度スタート!

新学期がスタートして早くも一ヶ月。

一ヶ月前には、雪山がまだまだあった大空町ですが、今日は桜がきれいです。

レッスンに来るこどもたちの顔も、ウキウキしている感じ。

学年が改まったせいか「え?いつの間に?」の成長があちこちのクラスで目撃されます。

その1)

 小6メンバーが中心のクラスでは、毎回ライティングの練習からスタートしています。今まで何百回(もしかしたら何千回?)も、くりかえしたBBカードのセンテンスを、声に出しながら書き、最終的に「暗写(文章を見ないで書く)」ところまで仕上げるのが目標。昨年から少しずつ取り組んでいるのですが、この4月からは、やんちゃ君が、、、、

教室に入ってきた途端に、ワークブックを自分で広げて、私が何も言わなくても練習スタート!

「見ないで書けるようにする」を楽しんでいる様子。

それにつられるように、他のメンバーも、自主的にワークブックに取り掛かっています。


その2)

新小3~小5までが集まるクラス 「タイムトラベルゲーム」というのを始めました。耳になじんだカードのセンテンスの「時制(過去・未来・現在)」をあれこれ変えていったり、否定文や疑問文にしたり、の「文法ゲーム」です。 「今日は、過去に行く?未来に行く?」とたずねたら「未来~!」ということで、私が未来形に変更した文章を、メンバーがリピートします。リピートするだけだから、ラクチン。

すると、「あ!わかった!」の声あり。どういう文章が「未来の文章」かに気づいたみたい(^^)

「なんのこっちゃ?」の顔の子もいますが、今はそれで大丈夫。たくさん英文を耳にして、それをリピートしているうちに、「英語の語感」や「流れ」がいつの間にか身につくからです。「未来形はwill」なんてのは、中学に行ったら学校で教えてくれる「法則」です。それが「ああ、そうだ!」って「気づく」ために、今たくさんリピートしているというわけ。


その3)

「気づく」といえば、こんなケースも。小1のころからレッスンに参加している小4くん。「カンペキ主義」なのか、よくわからない文章をリピートするのが苦手だったようで、この3年間、あんまりリピートに熱心じゃありませんでした。それが、この4月あたりから、、、リピートどころか、自分でセンテンスをスラスラと口にしています。

そして、それを口にしている自分に「気づいて」、とまどっていた表情が、どんどん自信ありげに変わってきました。

赤ちゃんが、言葉を口にするまでのプロセスを思い出してみると、1歳くらいから、ペラペラとオトナ顔負けの発言をしちゃえる子と、3歳くらいまで、じっくりためて、急に爆発的にしゃべりだす子がいますよね。

そんな個人差は、外国語を身につける時にもあてはまるように思います。BBメソッドでは、こどもによっては、少し時間がかかるケースもあります。それでも、どんな子でも確実に身につくのは、ゲームの中で知らず知らずにセンテンスを耳にしているから。

そして、小学生のうちは、BBカードの文章(英検3級レベルの構文で作られています)を使って、わくわく楽しみながら「英文を耳にして、口にして、読んでみて、書いてみる」をすることで、その後の英語学習につながる土台作りをせっせとしています。

その土台からどんな建物ができるかは、一人、一人違うはず。

また、今年度もどんなわくわくが待っているのか、楽しみです(^^)v