今年になって一番の積雪。午前中いっぱい雪かきでした。オホーツク地方は、気温が低いけど、昨年ほどの積雪にはなっていません。。。まだ。
さて、先週の木曜日は、今年はじめての北見での多読カフェ。今回は、5名の参加でした。Aさんは、"The Holes"(Louis Sachar)を今回、読了したとのこと!
「なんとなーくね。なんとなーく、とりあえず、最後まで読んじゃいました。」ってサラッと仰っていたけど、それって、意外に大事。
私も最初のペーパーバックは、そんな感じで、「とりあえず、最後まで字面を追った」読み方だった記憶があります。多分、、、なんとなーくの「流れ」のまま、わかってるんだか、わかってないんだか、あんまり自分でチェックしないまま、英語の波に身を任せる(?)というプロセスって、必要なのではないかなあ?
皆さんのBOOK TALKで紹介された本は、次のもの。
A Christmas Carol (OBW 2)
Charles Dickens Clare West
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はい、GR(学習者用グレイディッド・リーダー)です。この多読カフェでは、最近はGR熱は冷めてきましたが(以前は、グロッサリーのありえない英語の説明や、キモかわ系の挿絵への突っ込みで盛り上がった時期あり。今回の紹介者のAさんは、「この本、タイトルは知っていましたが、こういうお話だって初めて知りました。」)こんな風に、名作を気軽に読むにはGRは便利ですね。。。。
というか、このカフェの参加者の皆さんは、ほとんど「読みやすい英語」より「読んでいて楽しい本」に気持がシフトしている様子。「英語本」というより「読書」をしている感覚がよりいっそう強くなっています。
それを裏付けるのがBさんのおススメ本。Cobble Street Cousins シリーズ。今回がシリーズ最終回。「自分が子供のころにやっていたようなことをしている少女たち」の物語だったそうです。「ほんとに、かわいい!」を連発なさっていました。そして、Bさんは、今回のAさんの紹介本を「読んでみます~」と、お借りになっていきました(^^)。
続いては、読み聞かせでの紹介。There's a nightmare in my closet.挿絵と内容がMaurice Sendackを思わせますが、途中での主人公の表情の変化がたまりません。(以前にもこのブログでも紹介しましたが、この主人公が「軍師かんべー」くん、そっくり!
最後も読み聞かせにて。An Egg is an egg.淡々と進むストーリーですが、母子の関係が、さりげなーく描かれていて、その温度が熱くもなく低くもなく、絶妙です。”Baby”という言葉の解釈について、みんなで考えました。
今回の本の紹介は、ここまで。多読カフェのあとは、「多読的会話クラス」。今回もBBカードでアイスブレイク。ちょっと都合で時間を短縮したので、そのあと、英語でのBook Talkに挑戦しました。紹介された本は、以下のふたつでしたが、Book Talkのためにもう少しできることがあるなあと、私の方に課題が残ったセッションでした。
「沈黙の春」のレイチェル・カーソンの伝記。彼女の繊細な文章の源がどこにあるのかが、この本を読むとわかります。
少年探偵物。本筋より、学校の先生による「15分リーディング」の方法に、小学生のお子さんをお持ちのCさん反応!「いいアイディアですね~」とのことでした(^^)。このシリーズは、アメリカの小学校での「お勉強」の姿が描かれていて、その意味で面白いですね~。
次回は2月20日(木)です(^^)。